楽譜公開:リコーダーのための三つの小舞曲

リコーダー四重奏のオリジナル楽譜が、デジタル音楽出版のMusic Bellsから出版されました。この作品はソプラノ・アルト・テナー・バスの4つリコーダーで演奏されます。下記のサブタイトルが付いた3つの独立した小舞曲で構成していますが、必ずしもバロック的な雰囲気は強くありません。どちらかというと、ちょっぴりかわいい感じの作品になっています。音源サンプルは下の埋め込みプレーヤーで試聴できます。

  1. アルマンド ヘ長調
  2. パヴァーヌ ハ長調(中間部 ブルレスカ ニ長調)
  3. クーラント ト長調

このうち、第一曲のソプラノパートにやや急速な連続3連符がある以外、比較的低めの難易度です。演奏時間は全体で約5分30秒程度です。なお強弱記号はリコーダーの特性上、表記してございませんが、フルート等で演奏する場合は、最低音域は細く高音域では音が強くなるリコーダーの特性に留意して頂ければと思います。

新着:リコーダーのための三つの小舞曲

リコーダー吹きのためのちょっぴりかわいい小舞曲。

3つ続けたトラックがギャラリーページ「風の音」にあります。

 

  1.  アルマンド ヘ長調
  2.  パヴァーヌ ハ長調(中間部 ブルレスカ ニ長調)
  3.  クーラント ト長調

 

第一曲のソプラノパートの急速な連続3連符を除いて、比較的低めの難易度です。

楽譜公開:アメイジング・グレイス

アメイジング・グレイスのアレンジ楽譜を公開しました。デジタル音楽出版のMusic Bellsのウェブサイトにあります。

 アメイジング・グレイスは、18世紀後半に作られた有名な讃美歌です。この編曲では、時代を少しさかのぼってバロック風の楽器編成にしています。編成はソプラノ・リコーダー、テナー・リコーダー、ギターおよびヴィオラ・ダ・ガンバ(またはチェロ)の四重奏です。下の埋め込みプレーヤーで再生される音源サンプルは、ルネサンス・リコーダー2種とバロックギター、それにヴィオラ・ダ・ガンバという古楽器のアンサンブルです。素朴な空気感を感じていただければと思います。演奏時間は約2分半です。演奏難易度は初級から中級程度です。最初の部分はソプラノとテナーリコーダーによるオクターブユニゾンの主旋律とガンバの対旋律。最後の部分では2つのリコーダーの8度のカノンにガンバの対旋律が絡みます。真ん中の部分はメロディーを少し変えてあります。変奏による間奏部分で、ギターの響きが曲を飾ります。

楽譜公開:カノン調八木節 金管四重奏

「カノン調八木節」のアレンジ楽譜を公開しました。「カノン調八木節」は八木節のメロディーによるカノン。ホルンの三声部とチューバによる四声の合奏です。楽譜はデジタル音楽出版のMusic Bellsのウェブサイトにあります。そちらに簡単な説明を載せていますのでご参照ください。演奏サンプルは下の埋め込みプレーヤーで試聴できます。

 

 以下は、曲の構成についての補足説明です。まず、八木節本来の前奏はありません。その代りに置いた短い4小節の前奏の途中(第2小節)からトランペットが最初の「ハァー」の部分を始めます。次の「チョイと出ました三角野郎が」(第5小節)から、第一ホルンが「ハァー」をとばして2倍の音価で模倣を始めます。音源サンプルではゲシュトップト奏法です。次いで第二ホルンの「ハァー」がはじまると、第一ホルンはオクターブ上に移動します。第二ホルンは半拍遅れの、オクターブ下での模倣です。八木節は似た旋律が反復されるので、半拍遅れの第二ホルンは先行するトランペットのエコーのように響きます。その第二ホルンの「四角四面の」のあたりから、チューバが2オクターブ下で模倣を始めます。4つの声部によるカノンがしばらく続いた後、トランペットが最初に八木節を歌い終えて、第21小節から自由旋律になります。次いで第二ホルン、チューバの順に歌い終えて、それぞれ自由旋律になります。第二ホルンが歌い終えた直後(第28小節)に第一ホルンは通常奏法に戻り、そして一番最後にやさしくゆったりと歌い上げて、曲の終結になります。

新着:アメイジング・グレイス(古楽合奏)

アメイジング・グレイスは、18世紀後半に作られた有名な讃美歌です。この編曲では、時代を少しさかのぼってバロック風の楽器編成にしています。編成はソプラノ・リコーダー、テナー・リコーダー、ギターおよびヴィオラ・ダ・ガンバ(またはチェロ)の四重奏です。音源サンプルは、ルネサンス・リコーダー2種とバロックギター、それにヴィオラ・ダ・ガンバという古楽器のアンサンブルです。素朴な空気感を感じていただければと思います。演奏時間は約2分半。ギャラリー「編曲作品」にあります。